淀川キビレマニアックス

淀川キビレマニアックス

天気晴朗なれど北風強し

北西の風8m/s。もう少しあるような…。
丸2日以上風波で掻き混ぜられると水温下がるし状況悪化すると踏んで状況確認釣行。

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結果は3バイトとって2枚キャッチ。 

運転中にハンドル取られまくる状況で水辺に立つと、「風ビュービューで白波立ちまくり。飛距離でないしラインが風を受けてリグが不自然に引っ張られてしまうしバイトは取りにくいし釣りになりません」な状況待ったなしなので家で大人しくしておくのが吉ですね。間違いない…。

2枚目のキビレはヒル付き。 
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ヒレが綺麗なので吸着して間が無さそうな感じです。

ヒルは低水温期に底でじっとしている魚に付くと言われてますが、大阪湾のキビレに関してヒル付き個体が釣れる時期は11月後半~12月末。2月中旬~4月下旬の2回。5月~11月の温暖期と1月~2月中旬の厳寒期はヒル付き個体が釣れることはまず無いです。

水ヒルの生態に関する資料が見つからないので山ヒルの場合を参照すると【活動期は主に4月~11月。産卵期は5月~10月、ふ化期間は1ケ月。冬眠するわけでなく、気温10℃湿度60%あれば冬でも吸血活動する】模様。

このことからも、

① ヒルには活動可能水温の下限があり、それを越えると活動を再開する。
② 11月後半~12月末。2月中旬~4月下旬という時期は底バチの出てくる時期と重なることから、バチ同様産卵に向けて積極的に行動している。

と言う仮説が立てられますね。鱸が汽水域に上がる理由をヒル落としとする説がありますが僕は懐疑的です。

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悪条件が進行しても釣れる。
当たり自体は煮え切らないものでしたが、季節が変わったことを確信しました。
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6 Comments

朔  

こちらのヒル事情は、アフターキビレが入ってくる12月は吸着されていませんが、例年1月〜3月の海エリアで多く見られます。ご存知のように水温が高いですからね。キビレに吸着しているウミヒルは(形の違うのが)3種類くらいいます。越冬場に入ってくる外洋系のクロダイはウミヒルを付けることはないですが、キビレとシーバスはヒルに吸着されやすいですよね。もっと言うなら、汽水域を往来している魚は、海エリアに出た時に吸着されやすい傾向にあります。ヒルって種類によっては器用に泳ぐんですよ。大型船が往来する時に底が巻き上げられるときに、ヒルも巻き上げられて、ミオ筋にいるキビレに吸着しているのかな?と想像しています。

2015/02/22 (Sun) 13:51 | EDIT | REPLY |   

もりぞー  

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朔君

そうなんよね~。キビレはアフターから回復して活発に餌を追うし引きもパワフル。底でじっとしているから吸着されるってイメージはあまりないよね。ヒルは活動下限を下回る低水温期は底でじっとしてて、下限を上回ったらバチが涌くように活動再開するんだと思います。

ちなみに「汽水域を往来している魚は海エリアに出た時に吸着されやすい傾向にある」根拠って何?
俺はどっちかっていうと餌喰うのに季節的に定着してる場所(釣れた場所)で吸着されてると思ってたんで。手間じゃなければ教えて~!

2015/02/23 (Mon) 00:02 | EDIT | REPLY |   

朔  

僕の妄想ですが(笑)汽水特有の匂いとヌメりがヒルが好む吸着しやすい要因になっている?言い方がアレですけど、同じ越冬に入るキビレやシーバスでもドブくさい魚ほど吸着されている。これは間違いないです。蚊に刺されやすい体質があるように、ウミヒルに吸着されやすい何かがあるのかも知れません。

季節的に定着している場所で吸着されているのは間違いないと思います。ただ何故、越冬場のチヌは吸着を避けることが出来ているのか?考えた時に海の魚はウミヒルのリスクとして知っている?ので避ける事が出来るのかなと。ヒルを餌に喰っている時に吸着されている?間違いなくこの時期にヒルヌケが起きていると思います。海の魚は避けるけど、キビレ、シーバスともにアフター明けで腹ペチャ。積極的にヒルを捕食しているけど、返り討ちにされているパターンもあるのかなと。

以上、妄想でした。

2015/02/24 (Tue) 07:29 | EDIT | REPLY |   

もりぞー  

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朔くん

解説ありがとう!

そう言えば回遊型の海チヌは綺麗だったね。同じチヌでも居着き系のどぶチヌは寄生虫まみれだったりするし、ヒルエリアに長く留まれば留まるほど吸着されるリスクが増えるんでしょうねぇ。

スズキにしろチヌ・キビレにしろ吸着されるデメリットよりも、暖かいとかお腹一杯食べられるって言うメリットが勝る場がキーになると言うことですねぇ。

2015/02/24 (Tue) 10:04 | EDIT | REPLY |   

ジョニー出っ歯  

今までROMってました。

初めまして。

餌でキビレを狙っているジョニー出っ歯と申します。

興味ある記事でしたのでついつい釣られてしまいました…

水温が温かくなって活動するまでは何の疑問も無く場で感じました。

同じように疑問なのはなぜチヌには付かなくてキビレに着くのかという点はうちも同じです。

それが見えてきたのは昨年ごろであったのですが、これはあまりに単純すぎて妄想回答としてはどうかと自分自身感じました。

ヒルはそもそも何を好んでいるのでしょうか…

そこから目を付けました。

当然血液なんですが、チヌもキビレも血液は通っています。

自分が海の事を妄想する時にまず念頭に置いて考えることは『いかに楽をして事象までありつけるか?』という点です。

それは獲物でも餌でも変わりはありません。

今まで色々な事象を見てきたとき、野生の生物は楽して事象にありつく事が多いように感じました。

それで出た結果が『キビレはチヌに比べて何らかの出血をしていた後にヒルがとりつく』という妄想結果でした。

今の場でもそうですがキビレ同士だけではなくボラの存在も伺えます。

その中で産卵行為あるいは他の何かの行為が行われた場合人間には見えない(あるいは結構見えるレベル)傷が出来てそこにヒルが寄ってくるのではないかと…

現に傷口付近での付着が大多数でした。

ヒルも楽して事象にありつくとしたらこういう妄想結果になってしまいます。

比較的浅場などの条件も踏まえるとこの妄想結果が全部ではないとみています。

以上、拙い餌師でした。

2015/02/27 (Fri) 00:59 | EDIT | REPLY |   

もりぞー  

コメントいただき光栄です。

ジョニー出っ歯さん

ジョニーさんはこの時期のヒル付き個体のことを「春色」と表現されていますが仰る通りだと思います。

水生ヒルの生態に関する資料がネット上に皆無なのでヤマビルの生態から想像するしかないですが、ヤマビルの天敵=捕食者を東大などの研究機関が14年にわたり45,000匹以上採集して探査するも、吸血済のヒルの背中に噛みついていたムナビロサビキコリの目撃と、イモリの胃から出た1匹の2例だけで鳥、昆虫、蛇、亀なども観察したが確認できなかったそうです。一方でうっかり川に流されたマヌケな奴を渓流魚が食べるという噂話は存在するとの事。

ヤマビルは人や動物の呼気、振動(足音・風等)、熱、臭いなどを察知する感覚器を備え、前後の吸盤をつかい尺取虫のように移動接近し、吸血行動に至るそうです。ちなみに…眼点も存在するようで、明暗を感知し物の動きもわずかに識別可能。寿命は1~2年で、一度吸血すると15ヶ月は吸血せずに生存できるそうです。

吸着されない為の対策としては、吸血被害を防ぐ服装や忌避剤の使用などの他に
立ち止まらない ゆっくり歩かない グループの場合先頭は良いが2番目以降で歩かない 日陰で休まない とのこと。

「10度前後の温度があれば活動可能」「一生のうち1、2回の吸血であとは休眠しててOK」「ゆっくり移動している奴を狙う」
こういう奴が楽して食にありつこうとした場合、他の生物(=主に魚)が活発に動かない時期に一撃必殺で這い出してきて、弱っているとか餌食べるのに夢中だとかで群れの中でも動きのトロイ奴に吸着するのが、一番効率的だと考えます。

ジョニーさんの仰るとおり「消費カロリーを最小に抑え最大のカロリー摂取を」と、効率よく理に適った行動をするのが野生生物の生きる術だと僕も思います。

ボラジャンプは果たして理に適った行動なのか?それはわかりませんけれど(笑)

2015/02/27 (Fri) 15:29 | EDIT | REPLY |   

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