淀川キビレマニアックス

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ヌーボフィネッツァ762ML のインプレ

チニングに最適 オリムピック、ヌーボフィネッツァGNFC-762MLの「チニング用途での」インプレです。

3月の大阪湾で10釣行127枚(平均12.7枚)釣った上で感じた事を書いてみました。
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オリムピック ヌーボフィネッツァGNFC-762ML-T / GNFC-742LML-HS

15年に発売されたヌーボフィネッツァは”ライトゲームで釣れる魚すべてが対象魚”がコンセプト。
ティップからベリーセクションにトルザイトガイドを採用の国産で実売25,000円を切るコスパと使い勝手の良さが魅力のライトゲームロッドシリーズ。

ソルトベイトロッドのGNFC-762ML-TとGNFC-742LML-HSは16年の追加モデルなのですが、9月に流通開始して17年のカタログには載ってないという、完成度の割に不遇な扱い……。

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Reel : シマノ メタニウムMGL XG(KTFバーサタイルフィネススプール) / アルデバラン50HG(夢屋BFSスプール)


■第一印象 

7フィート6インチ、ファーストアクションのML。95g。
先径0.9mm 元径10.1mm と(チニングには)やや細いがバランス良く仕上がっている。

ティーロやヌーボティーロを連想させる、張りのある素直なブランクス。
ロッドを下げたただ巻きで使うより、斜め上に構えてロッドワークでリグに動きを与える釣りにオススメ。


■キャスト 

ブランクスの「曲がる位置」が完全にベイト専用。ティップ先端付近は硬く、バットは細く曲がる位置が低い。
張りのあるティップが即座にバットへの荷重移動をアシスト、しっかり曲がって反発するように設計してあると感じる。

ただし、7gシンカー以上をフルキャストするとベリーが負けるので、次があるならもう少し高反発なロッドを出して欲しい。


■感度、操作感 

細身で張りがあるので、風表、ヤフー天気で風速10m/sレベルの横風でもティップがお辞儀せず釣りが可能。
シルベラードもだが、風表で快適に使えるのがオリムロッド最大のアドバンテージ。

ショートグリップなので小技が使いやすく、斜め上に構えやすい。(=根掛かりを回避しやすく、リグ操作やラインメンディングが容易)
厳冬期のコンッと出る反響の弱いバイトや、テンション抜けのバイトも十分に感知出来る。(掛けられるかどうかは距離やリグ重量による)

感度と操作性にすぐれた設計のため、ボトム系リグの操作が容易で釣果を強力にバックアップ。

僕がこのロッドで使うテキサス・直リグでの使用ウェイトはシンカー重量で2.6gから10g。ベストだと思えるのは3.5gと5.3g。
(ワーム&フック重量を足せば+1.5gから2g)  障害物の少ない場所や巻きの釣りなら14gも(快適とは言えないが)使える。

※ブレニアスやKR-Xはグリップが長いので小技が使いにくいし、グリップエンドがライジャケの浮力体に干渉するので斜め上に構えにくい。
武田栄氏が「ぶれずにリーリングするために、脇に挟んで巻けるロンググリップが必要」とKR-Xの実釣動画で解説していましたが、ユーザーがソルトベイトフィネスロッドに求めるのは安定した巻き取りサポートではなく、繊細かつ軽快な操作性ではないでしょうか?


■ロッドパワー 

(チニングでの)ファイト時に非力に感じる事はない。

巻きでの乗せ合わせや、止めでの掛けは問題ないが、7g以上をフルキャストしてすぐにバイトがあった時=即アワセを必要とするフォールでコツッっと突くようなテンション抜けのバイトにはベリー部のパワー不足からくる掛け損ないが出てしまう。

長さによるフッキングストロークは十分だが、ティップに乗せた荷重をバットに移行させる前、ベリーが支えきれずに荷重が抜けてしまうように感じる。
ラインスラックを即座に無くせる、ハンドル1回転の最大巻上長が80cm後半のHG、XGギアのリールを使うのがオススメです。 

※弱いと書いてるベリーですが、他のチニング専用と比べると強いです。
※オフセットフックのサイズは#2番までが無難。
※チニング用途での話なので、本来のターゲット(吸引力の強い根魚等)では問題ないかも。

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■総評 

何故カタログ落ちしたし!

やや細身だが、トータルバランスが良い。
キャスティングの容易さ、風表や、(リグ重量によるが)ハードボトムでも臆せず使える操作性。

現時点で市販されているソルト用ベイトロッドの中で、チニング用途、特に積極的にラインメンディングやリグ操作をする「掛けの釣り」に使うには一番の完成度と断言できます。

(マイクロプラッギングを楽しむなら、ハードソリッドティップ採用のヌーボフィネッツァ742LML-HSがオススメ)

これを買って、今シーズンを楽しむも良し、来年ニューモデルが出ることに賭けて待つも良し。
僕は次モデルが出ないまま入手不能になるとベイトチニングライフが終わるので、もう1本予備で買いました。

個人的には、感度と操作性を向上させたシルベラード的なパワーアップ版ニューモデルが出たら最高だと思います。
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2 Comments

ミツ  

始めまして。
コメントありがとうございます。

自分は主にロックフィッシュのライトタックルとして
購入しました。
知人が購入したのを触らせてもらって”これ良い”って
思いました。

ベリーが若干弱めなんですね!
この前30cmと22cm位のタケノコメバルを
釣った時に同じくらい曲がったので何で?って
思ってました。
思いっきりゴリ巻きするのである程度の負荷になると
一定の曲がり方になるんだとブログを読ませてもらい
そういう作りになってるんだと知り、納得でした。

今シーズン中にはクロダイにも使ってみようと思います。

2017/05/07 (Sun) 18:55 | EDIT | REPLY |   

もりぞー  

ミツさん

コメントありがとうございます。

チニング、テンション抜けのバイトを掛けに行く場面では若干弱いと感じますね。
ただまぁ、チニング専用ロッドではないですし、3.5g等軽いリグのキャストを考えた時、ベリーも張ってしまうと投げにくかっただろうと想像します。

ライトゲームロッドとしてはこれがベストバランスなのかなとも思います。
近年、大阪湾でも冬場のタケノコ狩りが人気です。この竿で釣ると面白いでしょうね!

2017/05/07 (Sun) 21:25 | EDIT | REPLY |   

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