淀川キビレマニアックス

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ベイトとスピニングの考察

【今年、確実に迎えるであろうベイトタックル祭に向け、敢えて淀川及び大阪湾奥におけるスピニングタックルでの考察及び展望をご教授願いたい所存です】

ネタか本気か、ツイッターでこんな話を頂いたので書いてみたいと思います。折角だし。

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実釣性能に優れるベイトタックルと5つの苦手条件

チニングにおけるスピニングの展望を語る前に、両者のメリットとデメリットから話しますと、

ベイトタックル
長所
・構造がシンプルなので軽い(ヴァンキッシュ2500番…180g アルデバランBFS…130g)
・キャスト精度が高い
・ロッド・手との一体感があり感度・巻き上げ・操作性に優れる
・クラッチ切るだけでキャストに移れる・フリーフォールさせられる手返しの良さ
・クラッチファイトが可能(LBDブレーキ同様スムーズなファイトが出来る)
・糸ふけが出にくい
・キャストミスしない限りトラブルがおきない。

短所
・操作には多少の慣れが必要。
・ドラグの性能が悪い
・スプールが回転する事で糸が出るので、大きなスイング幅がとれるスペースが必要。
・リール選択の自由度が低い(ルアー重量に対する適応範囲が狭いため)
・ロッド選択の自由度が低い(スピニングに比べてランナップが少ない)


スピニングタックル
長所
・初心者でも扱い易い。
・ドラグの性能が高い。
・コンパクトなスイングでルアーを飛ばす事が可能(手首だけ・ティップだけを使ってトラブル無くキャスト出来る)
・軽いルアーから重いルアーまで対応可能
・ロッド選択の自由度が高い(各社から様々なロッドが出ている)

短所
・構造上ラインを巻き込む際にヨレが必ず起きる
・ヨレの発生に伴いテンションが掛かりにくい軽量リグや太いラインの使用でトラブルが発生する
・ベールを反す際に両手での操作を必要とする。
・リールフットとボディ間に距離があり感度・巻き上げ・操作性が(ベイトに比べ)悪い
・構造上ラインローラーとバットガイド間に角度が発生し、力が逃げる、糸ふけが出やすい

とまぁこんな感じでしょうか。

実釣時、特にボトム狙いの操作性やメリットは圧倒的にベイト。(構造上そうなります)
適切なタックルセッティングと、ライントラブルを発生させないキャストスキルを習得することが条件ですが(これが大きな問題ですが)チニングを極めるにあたり行き着くのは必然的にベイトタックルだと思います。

スピニングをあえて選ぶ場面としては

①ヤフー天気で風速10m/s以上の爆風時(白波飛びまくり)
→この状況で遠投かつリグ操作・フッキング出来るチニングロッドはシルベラード782M/ティーロプロトタイプ772Mだけだと思う
 ※去年釣った感じ7m/s(白波立ってる)までならベイトで行けます

②重いリグ(16g以上)を遠投しないと釣れない場面
→シャワーブローズショーティ以上を振り抜けるチニング用ベイトロッドが存在しない為

③軽いリグ(2g以下)を遠投しないと釣れない場面
→2g以下を快適に扱えるチニング用ベイトロッドが存在しない為

④バック&サイドスペースが取れないにも関わらず飛距離が必要な場所
→僕が清流鱸釣行でスピニングなのは正にこれが理由(背後が藪で振りかぶれない)

⑤しっかり雨の日
→ベイトはラインが濡れて重くなるとキャストに悪影響、飛距離出なくなる
 ※スピニングも飛ばなくなりますが、ベイトほどじゃない

①-③は各条件に見合ったベイトロッドの選択肢が無い
④-⑤はベイトタックルの構造上の問題

※使えるけど、出来れば使いたくないのが
⑥真冬の夜間早朝
→手のひら全体でリールに触れる為、手がかじかみやすい。更にスプールが回転してラインを出す特性上、ラインに着いた水がキャスト時に多かれ少なかれ飛び散るので1時間もやっているとグローブ濡れて冷え冷えに(特に向かい風)

(ちなみに2017年のチニング全106釣行でスピニング使ったのは9釣行でした)

スピニングに比べて飛距離落ちないの?と思う人も居るでしょうが、
去年1172枚釣った状況でベイトじゃ届かないと思ったシチュエーションはありませんでした。
絶対的な飛距離が必要な淀川中流・武庫川・甲子園浜・夙川・吉野川河口も含めてです。

あくまで感覚的な話で数字上はわかりませんが(レーザー測定で測ってみたいですね)

ベイトは一般的に風に不利なイメージですが、
糸ふけが出にくいベイト
糸ふけが出るスピニング
なので、実際釣りしていて、強風時でも白波飛びまくりでなければベイトが良いなという印象ですね。


となると、唯一問題なのが ②軽いリグ(2g以下)を「遠投しないと釣れない」場面ですが、正直僕は極小スモラバやノーシンカーを遠投しないと釣れない状況に出くわしたことが無いので無視して良いかなと思います。

※単純にスピニングからベイトに持ち替えたら即、釣果が上がるってものではないです。
バイクで例えると、目標ラップタイムは同じでも操作系統が違うので走らせ方を変える必要があるスクーターとミッション車みたいなものなので、ベイトキャストに慣れてる人はともかく、慣れていない人はキャストからだし、感覚を掴むまでは一時的に釣果落ちる可能性も覚悟して取り組みましょう。自分の対応力があるとかないとか、一喜一憂したり、その辺も含めて楽しめる人向きですね。

感度が上がる=感じられる可能性が上がる
操作性が上がる=操作性を上げられる可能性が上がるです。 厳密には。 
これは、ベイト云々関係なしに自分で気付いて意識しないと駄目です。
道具を使うことに関し、認識して、「意識して」の操作と、漫然と操作するのでは全く違う結果になります。


長いので分けます。

スピニングタックルの今後の展望予想
http://dbof.blog65.fc2.com/blog-entry-913.html
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